アビストは今期好スタートを切る、設計開発需要が伸びる
アビスト <6087> (JQS)が2月12日の決算発表を契機に、出直り相場に転じてきた。2月12日に発表された今2014年9月期の第1四半期決算は、売上げ12億6500万円(前年同期は未公表)、営業利益2億4700万円(同)となった。比較するべき基準はないが、6月中間決算の想定数字である、売上げ25億2600万円、営業利益3億900万円に対し、売上げこそ50%の水準だが、営業利益は80%に達し、内容的にはかなり好調な決算と受け止められる。
同社は3次元CAD(コンピュータによる設計)をツールとして、機械・機械部品の設計開発やソフトウェア開発など、設計開発アウトソーシング事業を手掛ける。業務形態には、派遣業務と請負業務(受託型・常駐型)がある。
受託型請負業務では、クライアントから依頼・委託された業務を会社に持帰り、各事業所内の技術社員が業務を行う。常駐型請負業務は、クライアント内に技術社員チームが常駐して業務を行う。また、派遣業務は、求められるスキルを兼ね備えた技術社員がクライアントへ常駐(派遣)をして業務を行う。
第1四半期では、設計開発アウトソーシング事業は、主要取引先である自動車及び自動車部品関連企業の多くで業績が改善し、技術者派遣及び請負業務に対する需要が活発に推移している。また、設計技術者の稼働率が高水準で推移したこと、付加価値の高い請負の売上構成比の拡大が一人当たり売上高の増加につながった。
主要顧客である、業績好調の自動車産業の設計開発事業が引き続き高水準で推移することが予想され、通期については売上げ53億8600万円(前期比14.1%増)、営業利益6億6500万円(同2.2%増)が見込まれている。好調なスタートを切った分、今期の好業績への期待が強まりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アビスト<6087>(JQS)が2月12日の決算発表を契機に、出直り相場に転じてきた。2月12日に発表された今2014年9月期の第1四半期決算は・・・。
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2014-02-13 09:45