日経平均は一時200円超安、アップル関連株は軒並み下落
22日の日経平均株価は前日比184円17銭安の2万657円80銭で寄り付いたあと、下げ幅を200円超に拡大する場面もみられた。米国株安を嫌気した売りが先行している。ドル・円が123円台後半と弱含んだことも重し。米国株式市場では主要企業のさえない決算が相次いでおり、通常取引終了後に決算を発表した米アップルや米マイクロソフトは時間外取引で下落した。
個別では、米アップルの4-6月期決算が市場予想を下回ったことを受けて、アルプス電気 <6770> 、村田製作所 <6981> 、京セラ <6971> などアップル関連株が軒並み下落した。16年3月期第1四半期で小幅増益のメルコホールディングス <6676> なども出尽くし感から売りが優勢となっている。
半面、15年9月中間期業績予想を大幅に上方修正した三井化学 <4183> 、上限100万株の自社株買いを発表した神戸物産 <3038> 、16年3月期第1四半期で営業益が約2倍のJCRファーマ <4552> などは買いを集めている。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比184円17銭安の2万657円80銭で寄り付いたあと、下げ幅を200円超に拡大する場面もみられた。
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2015-07-22 09:00