【今日のドル円】米景気は力強いとの楽観論が浮上、米1月小売売上高注目
今週11日の米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長による議会証言を受け、市場では量的緩和の一段の縮小を乗り切ることができるほど米景気は力強いとの楽観論が浮上した。米景気を確認する上で本日の米1月小売売上高に注目したい。
今回の事前予想は前月比が±0.0%、自動車を除いた数値は同+0.1%と、前月(+0.2%、+0.7%)より伸びが鈍化すると見られているが、市場では寒波の影響と考えられている。もし予想を上回れば、悪天候による米景気への影響は限定的との見方からドルが買われやすいと見る。その場合、日足の一目均衡表の基準線(本稿執筆時点では103.012円)を越えると、1/2高値(105.440円)~2/4安値(100.754円)の下げ幅の61.8%戻し(103.650円)まで上値余地が拡大しよう。
ただし、弱めの予想をも下回るようだとドル売り優勢の展開が考えられる。今週に入って下値支持となっている102円ちょうど付近で下支えなるかが試されると見る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今週11日の米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長による議会証言を受け、市場では量的緩和の一段の縮小を乗り切ることができるほど米景気は力強いとの楽観論が浮上した。米景気を確認する上で本日の米1月小売売上高に注目したい。
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2014-02-13 10:15