日経平均は248円安と7日ぶり反落、材料難で戻り鈍い

 22日の日経平均株価は前日比248円30銭安の2万593円67銭と7営業日ぶりに反落して取引を終えた。連日高の反動もあり、米株安やドル・円の下落を嫌気した売りが先行。米アップルが時間外取引で下落したことを受けて、フォスター電機 <6794> 、ローム <6963> 、村田製作所 <6981> など関連銘柄が売られた。日経平均は後場に入って下げ渋る場面もあったが、手掛かり材料難で戻りは限られた。  個別では、15年9月期の業績および配当予想を下方修正した東陽テクニカ <8151> が下落し、16年3月期第1四半期で小幅増益にとどまったメルコホールディングス <6676> も軟調。外資系証券による弱気のリポートが観測された日信工業 <7230> や、投資判断の引き下げが観測されたみずほフィナンシャルグループ <8411> も弱含んだ。  半面、自己株式取得を発表した神戸物産 <3038> が大幅高。15年6月中間期業績予想を上方修正したソフトブレーン <4779> も急伸した。15年12月期利益予想を引き上げた旭硝子 <5201> や、15年9月中間期業績予想を上方修正した三井化学 <4183> も高い。6月の売上高が前年同月比2割増となったファンケル <4921> も物色された。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比248円30銭安の2万593円67銭と7営業日ぶりに反落して取引を終えた。
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2015-07-22 15:00