チヨダが売り先行、冬物苦戦で今２月期予想を下方修正

　チヨダ <8185> が売り先行となり、寄り付き直後に６１円安の２０３９円まで下落。その後は一時、前日終値まで買い戻されたものの、再び弱含んでいる。 　同社は１２日引け後に、今２月期の業績予想を下方修正したことが嫌気された。 　今期の売上高は１５１４億５４００万円から１４６０億４３００万円（前期比２．８％減）に減額、減収予想に転じたほか、営業利益を１２０億４００万円から９６億５３００万円（同２１．６％減）に、純利益は６６億６８００万円から５５億８６００万円（同２１．９％減）に引き下げている。 　冬物商戦の売上が予想を大きく下回っており、また、同日に子会社のマックハウス <7603> が今２月期の業績予想を大幅下方修正していることも要因となった。（編集担当：片岡利文）