中国ブランド車の勢い「ジワリ」・・・韓国メーカーに危機感！

　中国メディアの網易汽車は２１日、韓国メディアの「Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｋｏｒｅａ」がこのほど、韓国の自動車メーカーが「中国という世界最大の自動車市場を失いつつある」と危機感を示したことを紹介した。 　記事は、中国自動車市場では生産台数および販売台数がともに減少傾向にあるなかで、中国の自主ブランドメーカーがシェアを伸ばしていることを紹介。ドイツ系、米国系、韓国系ともにシェアが減少しているとし、韓国では「中国市場を失ってしまう」として悲観論が広がっていることを紹介した。 　続けて、Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｋｏｒｅａが「中国自動車市場ではＳＵＶについてはわずかな減少幅にとどまっているが、セダンタイプは販売台数の伸びがほぼ止まってしまった」と伝えたことを紹介。さらに２０１５年６月における現代自動車および起亜自動車の販売台数はそれぞれ前年同月比３０．６％減、２６．５％減と大幅な減少となったことを伝えた。 　さらに記事は、韓国系だけでなく、ドイツ系や米国系のメーカーも中国で苦戦していることを紹介し、市場シェアも減少していると紹介。一方、中国自主ブランドメーカーは比較的堅調なＳＵＶ市場の恩恵を受け、１５年６月末のシェアは前年の３７．９％から４１．５％まで増加したと伝えた。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）