免疫生物はストップ高、糖鎖構造が均一の抗体作製に成功

 免疫生物研究所 <4570> は午後0時40分に300円ストップ高の1379円を付けた。  23日、公益財団法人野口研究所との共同研究で、遺伝子組換えカイコを用いて生産した抗体に付加された糖鎖を均一化する技術を開発したと発表した。また、糖鎖を均一化した抗体が高い抗体依存性細胞障害(ADCC)活性を有することも確認できたという。  糖たんぱく質の基礎研究において、これまで構造が不均一だったために糖鎖の活性を正確に評価できなかった問題を解決する手段として本技術が有用な実験ツールになることが期待される。また、将来的に遺伝子組換えカイコを用いた抗体医薬品製造における新しい可能性を示すとみている。(編集担当:宮川子平)
免疫生物研究所は午後0時40分に300円ストップ高の1379円を付けた。
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2015-07-23 13:30