しっかりとした戻りをみせながらも上値余地のありそうな銘柄は=金山敏之

 ギリシャ情勢の不透明化や中国株の急落など外部環境の悪化を受けて6月下旬から調整色を強めた日経平均ですが、ギリシャの金融支援が決まり、中国株も下げ止まり落ち着きを取り戻すなか、日経平均も急速に値を戻す展開となりました。先週一週間で870円余り上昇した日経平均は一昨日も191円高と6日続伸となると6月24日に付けた年初来高値まで後26円余りと、高値にほぼ並ぶ水準となりました。  そこで昨日は戻りが鈍く上値余地が大きそうな銘柄を取り上げましたが、今回は昨日同様にTOPIX500採用銘柄を対象に6月24日と7月21日の株価を比べ、しっかりとした戻りをみせながらも上値余地のありそうな銘柄をピックアップしてみました。具体的には一昨日の株価が6月24日の株価を上回り、目標株価コンセンサスが一昨日の株価を1割以上上回る銘柄をリストアップしてみました。例えば6月24日の株価を小幅に上回る水準まで株価が回復した日本郵船 <9101> では目標株価が株価を2割近く上回っています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は昨日同様にTOPIX500採用銘柄を対象に6月24日と7月21日の株価を比べ、しっかりとした戻りをみせながらも上値余地のありそうな銘柄をピックアップしてみました。
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2015-07-23 18:00