DMG森精機が軟調、3Q営業益の低進ちょくを嫌気

 DMG森精機 <6141> が急落。前場に一時211円安の1580円まで下落、後場も1600円前後でもみ合っている。  同社は12日引け後に今3月期の第3四半期業績を発表。売上高は前年同期比3.9%増の1129億5300万円、営業利益は同96.0%増の45億2900万円となった。  昨年(13年)10―12月の受注高は前年同期と比較し22.4%増となり、日本や米州において自動車向けや航空機向けの工作機械が販売好調。また、国内工場で生産性改善に取り組んでいるほか、中国天津工場は昨年(13年)10月に機械を初出荷するなど順調な立ち上がりを見せている。  ただし、通期予想は売上高1580億円(前期比6.4%増)、営業利益80億円(同93.5%増)を据え置いており、通期業績に対する3Qの進ちょく率は売上高が71.5%、営業利益は56.6%と低い。13日は低進ちょくが嫌気されての株価下落となったもようだ。(編集担当:片岡利文)
DMG森精機が急落。前場に一時211円安の1580円まで下落、後場も1600円前後でもみ合っている。
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2014-02-13 13:30