総合メディは高値更新、第１四半期の２ケタ増収増益を好感

　総合メディカル <4775> は大幅続伸し、２１日の年初来高値を更新。午前９時１０分に４５５円高（１１．７８％高）の４３１５円を付けた。２３日引け後、１６年３月期第１四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比１０．５％増の２７５億６００万円、営業利益は同２４．８％増の９億６１００万円と２ケタ増収増益を達成した。薬局部門における新規出店の増収効果や、前期に子会社化した調剤薬局が寄与した。 　業績予想は据え置いた。１５年９月中間期は売上高５５７億３０００万円（前年同期比７．７％増）、営業利益１６億３０００万円（同５．４％増）を見込んでいる。 　２２日は完全子会社の松村および有限会社暁調剤薬局の吸収合併も発表している。運営の一体化で顧客サービスを強化するのが目的。合併の効力発生日は１０月１日。（編集担当：宮川子平）