不動産株が急伸、IMFの日銀に対する追加緩和要請を材料視

 午前9時40分現在、東証33業種別の値上がり率では不動産がトップ。日経平均株価は一時94円安を付けるなど軟調に推移するなか、日本管理センター <3276> 、東京建物 <8804> 、ヒューリック <3003> 、住友不動産 <8830> などが逆行高を演じている。  23日、IMF(国際通貨基金)が日本経済に関する年次審査報告書を公表し、日銀に対して必要に応じて追加金融緩和の準備をするよう要請。これを受けて、市場では追加金融緩和による恩恵が期待される業種・銘柄に資金が流れたようだ。  不動産株のほか、アイフル <8515> やアプラスフィナンシャル <8589> などの消費者金融・クレジットサービス会社、リコーリース <8566> や東京センチュリーリース(TCリース) <8439> などのリース会社も高い。(編集担当:松浦直角)
午前9時45分現在、東証33業種別の値上がり率では不動産がトップ。
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2015-07-24 09:45