韓国でドローン「野放し」状態・・・業界活気も法整備追いつかず=韓国華字メディア

韓国メディア・亜洲経済の中国語版は19日、韓国で無人機産業が急速に発展していると伝え、2010年に韓国で登記されていた無人航空機(ドローン)はわずか144機だったが、15年3月までに423機まで急増したと紹介した。
記事は、韓国では無人機を高空写真の撮影や宅配便などに活用する動きが加速しつつあるとし、スマートフォン1台で操作することのできる無人機もあると紹介。さらに各種イベントでも無人機を活用した撮影も行われていると紹介した。
続けて、韓国では無人機産業の興りは遅くはなかったとしながらも、無人機に対する法整備ができていないのが現実だと紹介。
韓国の現行の法律では、日没から日の出までの間は無人機を飛ばしてはならないとされているほか、高度150メートル以上の飛行や人口が密集している地域での飛行、空港付近でも禁じられており、ソウル市内では一部の地域で3日前に飛行を申請した場合に許可されるとしながらも、実際はあまり守られていないと指摘した。
さらに記事は、中国でもここ2年の間に無人機市場が急速に成長し、物流や宅配、保険調査などの分野で活用され始めていることを紹介し、「潜在的な市場規模は極めて大きいと見られる」と指摘。そのほか、国際物流大手のDHLも2014年9月から無人機を活用した配達サービスを開始していることを指摘し、無人機市場の拡大に大きな期待を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国メディア・亜洲経済の中国語版は19日、韓国で無人機産業が急速に発展していると伝え、2010年に韓国で登記されていた無人航空機(ドローン)はわずか144機だったが、15年3月までに423機まで急増したと紹介した。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-07-24 13:30