日経平均は4日ぶり反落、一時300円超の下落
13日の日経平均株価終値は、265円32銭安の1万4534円74銭と4日ぶりに反落した。
前日のNYダウが30ドル安となり、外為市場ではドルが102円台半ばでもみ合ったことから、日経平均は14円安と小動きでスタート。その後は材料難もあり、主力株を中心に利益確定売りが進み、日経平均はジリジリと値を下げた。
売りの勢いは後場も継続し、午後2時台には下げ幅が一時300円を突破、日経平均は1万4500円を割り込む場面も見られた。
個別では、今3月期予想が最終赤字に転じたクラスターテクノロジー <4240> がストップ安となったほか、3Qが最終黒字に転じたものの、低進ちょくが懸念されたフェローテック <6890> 、同じく3Q業績が低進ちょくに終わったDMG森精機 <6141> 、今12月期の純利益予想が市場予想を大きく下回ったアサヒグループホールディングス <2502> などが売られた。
一方、午後2時に今3月期末の配当予想を増額した藤倉ゴム工業 <5121> が急騰。今3月期業績予想を上方修正、8期ぶりの復配も発表した若築建設 <1888> や、今3月期予想の上積みと配当予想の増額を発表した不動テトラ <1813> は大きく買われた。
また、今3月期予想を増額修正した日本特殊塗料 <4619> やファンケル <4921> 、業績修正と増配を発表したスズデン <7480> 、今12月期の連続最高益を見通したパイロットコーポレーション <7846> などが強い動きを見せた。
業種別では全33業種が下落。不動産、鉄鋼、空運、非鉄金属株などが弱含んだ。(編集担当:片岡利文)
13日の日経平均株価終値は、265円32銭安の1万4534円74銭と4日ぶりに反落した。
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2014-02-13 15:15