【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:もみ合い下抜けで下値余地拡大か
豪ドル/円は先週以降、概ね91円ちょうど前後~92円台半ばでもみ合っていたが、本日発表された中国7月財新製造業PMI・速報が昨年4月以来の低水準となり、中国経済の減速が懸念されて豪ドル売りが強まると、レンジを下抜けて90.098円まで下落した。
また、原油を始め商品相場が軟調に推移している事や、豪準備銀行(RBA)の豪ドル安志向や緩和的な政策スタンスを背景に利下げ観測がくすぶっている事も重石になっている。
チャートと材料の両面から見て、相場に下向きの流れが出てきた可能性がある中、本日の東京市場で下値支持として機能した90円の大台を割るようだと、目先的には今月9日に付けた直近安値(89.166円)割れを再び試す事となりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
豪ドル/円は先週以降、概ね91円ちょうど前後~92円台半ばでもみ合っていたが、本日発表された中国7月財新製造業PMI・速報が昨年4月以来の低水準となり、中国経済の減速が懸念されて豪ドル売りが強まると、レンジを下抜けて90.098円まで下落した。
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2015-07-24 18:00