「製造強国」を定義すると・・・中国メーカーの弱点「浮き彫り」!?=中国メディア

中国メディアの賽迪網は24日、中国は名実ともに世界の製造大国であると伝える一方、中国の製造業は革新能力に劣り、資源の利用効率も低く、情報化も遅れていると伝え、中国が世界の「製造強国」となるためには「品質を最優先する」方針を堅持しなければならないと論じた。
記事は、「製造強国」について世界で統一された定義は存在しないとしながらも、世界で高い知名度を持つ企業を複数擁すること、企業が高い革新能力と競争力を持つこと、先端技術と基幹技術を持つこと、生産効率と品質、安全性を同時に実現できること、持続的な発展が可能であることなどが「製造強国」の条件だと主張。
さらに、現代において世界に認められた製造強国は「米国、ドイツ、日本」などであるとし、日米などのメーカーの製品は品質的に信頼性が高く、耐久性も高いため製品寿命が長いと指摘し、製造強国であることの重要な指標の1つこそ「品質」であると主張した。
続けて、メーカーの命を握るのは製品であり、製品の命を握る要素は「品質」であるとする一方、中国メーカーの致命的な弱点こそ「品質」にあると指摘。国が定める標準規格においても先進国とは差があると伝えたほか、良い製品については模倣品が次々に市場に出回ることも問題だと論じた。中国製品の品質は世界最先端の水準には到底及ばず、「中国製造業の命が脅威にさらされていると言える」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)
中国メディアの賽迪網は24日、中国は名実ともに世界の製造大国であると伝える一方、中国の製造業は革新能力に劣り、資源の利用効率も低く、情報化も遅れていると伝え、中国が世界の「製造強国」となるためには「品質を最優先する」方針を堅持しなければならないと論じた。(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)
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2015-07-26 12:00