ナノキャリア、次世代型DDS製剤の製造方法が欧州で特許取得

 ナノキャリア <4571> は27日引け後、バイオ医薬品の価値を高める際に有用な次世代型のDDS製剤の製造方法が、欧州で特許査定を受けたと発表した。これにより、同社の核酸デリバリー技術「NanoFect2」などを改良する特許が欧州で確保できることになったとしている。  今回の特許は標的細胞に核酸医薬を確実に届けるシステムの開発上のハードルを解決し、核酸医薬の世界への普及に寄与することが期待される製法特許。同製法は核酸のみならず、ペプチドやタンパク質などの他のバイオ医薬品にも対応できる応用範囲の広いDDS型医薬品に関するものだとしている。  27日終値は20円安(1.69%安)の1160円。(編集担当:松浦直角)
ナノキャリアは27日引け後、バイオ医薬品の価値を高める際に有用な次世代型のDDS製剤の製造方法が、欧州で特許査定を受けたと発表した。
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2015-07-28 06:15