日経平均は一時200円超安、世界的な株安でリスク回避の売り先行

 28日の日経平均株価は前日比161円53銭安の2万188円57銭で寄り付いたあと、下げ幅を200円超に拡大する場面もみられた。中国・上海株の急落で投資家心理が悪化し、欧米株にも売りが波及。世界的な株安を背景に東京市場もリスク回避の動きが優勢となっている。  個別では、15年12月期の純利益予想を下方修正したノバレーゼ <2128> などが下落した。16年3月期第1四半期に赤字計上のメタウォーター <9551> も売りが優勢となっている。15年6月期業績予想を下方修正したCIJ <4826> は売り気配スタート。外資系証券による投資判断の引き下げが観測された日本精工 <6471> もさえない。  半面、16年3月期第1四半期で大幅増益の東京エレクトロン デバイス <2760> や15年6月中間期業績予想を上方修正したサンセイランディック <3277> などは買いを集めている。株式分割を発表したコーエーテクモホールディングス <3635> は高値を更新した。(編集担当:宮川子平)
28日の日経平均株価は前日比161円53銭安の2万188円57銭で寄り付いたあと、下げ幅を200円超に拡大する場面もみられた。
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2015-07-28 09:00