【今日のドル円】市場は再び中国リスクを意識、上海株の動きに左右

 昨日は、中国・上海株の大幅安が欧米株安と原油安を誘い、米長期金利が低下したためドル安・円高が進んだ。中国当局は昨日、株式購入の継続や「悪質な空売り」の取締りを改めて表明しているが、新味に乏しく効果のほどは不透明と言わざるを得ない。  ドル/円は、本日も上海株の動きに左右される事になりそうだ。一目均衡表(日足)の雲上限に支えられて、かろうじて123円台を維持しているが、もし下抜ければ少なくとも一目均衡表の基準線(執筆時122.442円)まで下値余地が広がる事になる。  一方、上海株が反発となれば5日続落中の欧米株価も反発が期待できる。この場合は同じ一目均衡表の転換線(執筆時123.743円)が戻りのメドとなろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日は、中国・上海株の大幅安が欧米株安と原油安を誘い、米長期金利が低下したためドル安・円高が進んだ。中国当局は昨日、株式購入の継続や「悪質な空売り」の取締りを改めて表明しているが、新味に乏しく効果のほどは不透明と言わざるを得ない。
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2015-07-28 09:15