オンコリスBは一時ストップ高、B型肝炎ウイルス感染症治療薬創製で共同研究開始

 オンコリスバイオファーマ <4588> は後場に上げ幅を拡大し、24日の年初来高値を更新。午後0時43分には150円ストップ高の941円を付けた。28日前引け後、国立大学法人鹿児島大学との共同研究契約締結を発表した。同大学の馬場昌範教授の研究グループとB型肝炎ウイルス(HBV)に対する新規感染症治療薬の創製に関する共同研究を開始する。  現在主流になっている核酸アナログ製剤およびインターフェロンによる治療はHBVの増殖を十分に抑制できず、再発が繰り返されて肝臓がんを発症する可能性がある。オンコリスBと馬場教授の研究グループは独自に入手した新規化合物について、抗HBV評価システムで用いて候補化合物を選び出すとともに、高活性の化合物を絞り込んでHBV感染症治療薬の開発を進めていく。(編集担当:宮川子平)
オンコリスバイオファーマは後場に上げ幅を拡大し、24日の年初来高値を更新。午後0時43分に150円ストップ高の941円を付けた。
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2015-07-28 12:45