ハイアールアジアがラオス政府との協働プロジェクトでe-bike試作品を完成

ハイアール(Haier)アジア(東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:伊藤嘉明)は2015年7月28日、ラオス科学技術庁(MOST)と共同開発中のe-bike(電動バイク)のプロトタイプが完成したと発表した。同社は東南アジア諸国連合(ASEAN)でのビジネス強化に努めており、ラオス人民民主共和国では2014年11月にAMZ Groupと共にMOSTと戦略的パートナーシップを締結している。e-bikeは年内の発売をめざしている。(写真はe-bikeのプロトタイプ)
MOSTとハイアールアジア、AMZ Groupの戦略提携では、ラオスの教育システム向上に貢献する製品開発、また、電力供給に強みを持つラオスにおけるe-bike関連産業の発展に関する取り組みを進めている。今回、完成したe-bikeは最終的な商品化に向けて共同でテストを実施。今後、ラオスでの現地生産も視野に入れてラオス政府と推進していく計画。
また、MOSTと共同開発している「Talking Dictionary」、PC、Tablet等のIT商品についても順調に進んでいるとしている。
ハイアールアジアとAMZ Groupは昨年11月にMOSTと戦略的パートナーシップを締結すると同じタイミングで、MOSTとの共同開発製品や、業務用エアコン、冷蔵庫といったハイアール製品のラオス国内への提供を中心としたBtoG、BtoB事業をより加速するため、現地販売会社「ハイアールラオ」(ラオス ヴィエンチャン)を設立している。
ハイアールアジアは、ラオス政府との協働プロジェクトの推進などを通じ、3年以内にアセアン地域での事業規模を倍増させる目標に取り組んでいる。(編集担当:風間浩)
ハイアール(Haier)アジアは2015年7月28日、ラオス科学技術庁(MOST)と共同開発中のe-bike(電動バイク)のプロトタイプが完成したと発表した。(写真はe-bikeのプロトタイプ)
economic,company
2015-07-28 13:45