OBARAGは新高値、第1四半期は大幅増益、自社株買いも発表

 OBARA GROUP <6877> は1月10日の年初来高値を上回り、寄り付き直後には425円高(13.34%高)の3610円を付けた。13日引け後に発表した14年9月期第1四半期の決算や、自己株式の取得が好感された。  第1四半期の売上高は前年同期比36.9%増の111億9300万円、営業利益は同59.1%増の19億8200万円、純利益は同62.3%増の15億1000万円だった。平面研磨装置関連事業は減収減益だったが、主力の溶接機器関連事業は大幅な増収増益になった。アジアや米州地域において各国の自動車メーカーによる積極的な増産投資が行われるなか、設備品の需要が拡大。消耗品の拡販に努めたことも奏功した。  業績予想は据え置いた。14年3月中間期では、売上高196億5000万円(前年同期比8.5%増)、営業利益31億円(同0.7%減)、純利益21億円(同9.7%減)を見込んでいる。  13日は自社株買いも発表した。取得株式総数は発行済株式総数の1.03%に相当する上限20万株、取得価額総額は上限5億円。取得期間は2月14日―3月28日。(編集担当:宮川子平)
OBARA GROUPは1月10日の年初来高値を上回り、寄り付き直後には425円高(13.34%高)の3610円を付けた。
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2014-02-14 09:30