軍需企業ランキングで川崎重工が順位上げる!・・・米軍事誌発表=中国メディア

 中国メディア・中国新聞網は7月28日、米軍事誌・ディフェンスニュース電子版が先日発表した2015年度の軍需企業売上高ランキングトップ100で、日本の川崎重工がもっとも大きく順位を上げたことなどを報じた。  記事は、ランキングで米ロッキード・マーティンが首位をキープしたものの、14年の軍事部門売り上げは401億2800万米ドル(約4兆9500億円)と13年より3億6600万ドル(約452億円)減少したと紹介。またトップ10のうち9社が同様に売り上げを減らしたと伝えた。  この状況について記事は、ディフェンスニュースが「国防支出の削減、米軍による中東からの大規模撤退などが原因」と分析、各国の国防支出が今後1、2年は減少を続け、その後も1990年代の超低迷期後のような速やかな回復は見込めないとしたことを紹介した。  その一方で、ロシア企業は前年と比べて2ケタの成長を見せたとし、輸出対象が中国やインドであるため、西側諸国による経済制裁の影響を受けていないことを一因として挙げた。そして、ロシア国内の国防購入額が過去最高の438億ドル(約5兆4100億円)を記録したことも、ロシア企業に大きなチャンスをもたらしたと伝えた。  記事はさらに、日本の川崎重工が前年の66位から46位にまで大きく順位を上げたことを併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・中国新聞網は7月28日、米軍事誌・ディフェンスニュース電子版が先日発表した2015年度の軍需企業売上高ランキングトップ100で、日本の川崎重工がもっとも大きく順位を上げたことなどを報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-07-30 10:00