サンワCはストップ高、株式分割や優待制度の導入を発表
サンワカンパニー <3187> は買い気配で始まり、午前9時27分に990円ストップ高の7470円で寄り付いた。建築資材のネット通販を展開している同社は13日引け後、14年9月期第1四半期の決算を開示。同時に株式分割、株主優待制度の導入も発表し、買い注文を集めた。
株式分割は、3月31日を基準日、4月1日を効力発生日とし、普通株式1株を5株に分割する。投資家層の拡大や流動性の向上などを目的とした。分割にあわせて期末一括配当予想を10円から2円に修正しているが、実質的な変更はない。
一方、中間期には株主優待制度を導入。毎年3月31日現在で1単元(100株)以上保有の株主に実施する。今年3月31日現在の株主を対象とした最初の優待内容は、同社のホームページ上で取り扱う商品を対象とした3万円の割引券を贈呈する。次回以降は詳細が決まり次第、開示するとした。
なお、第1四半期の売上高は16億7200万円、営業利益は1億4200万円だった。前年同期は連結財務諸表を作成していないため、比較はない。業績予想は従来計画を据え置いており、14年3月中間期で売上高29億6000万円(前年同期比16.7%増)、営業利益1億8400万円(同18.0%増)を見込んだ。(編集担当:宮川子平)
サンワカンパニーは買い気配で始まり、午前9時27分に990円ストップ高の7470円で寄り付いた。
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2014-02-14 09:45