シグマクシスは一時ストップ高、ソフトバンクと日本ＩＢＭのエコシステムプログラムに参画

　シグマクシス <6088> は前場に一時１００円ストップ高の６３８円を付け、２３日の年初来高値を更新した。シグマクシスは３０日、ソフトバンク <9984> と日本アイ・ビー・エムが共同で提供するエコシステムプログラムに、パートナーとして参画すると明らかにした。 　ソフトバンクと日本ＩＢＭが日本で利用可能なＡＰＩとＷａｔｓｏｎのエコシステムを提供することで、起業家や開発社が新たなＷａｔｓｏｎのアプリケーションを開発、採用することが可能になる。Ｗａｔｓｏｎの法人や個人向けでの活用が一層進むことが期待されるほか、ロボットやＩｏＴ（モノのインターネット）などの分野でＷａｔｓｏｎが活用されることによる市場開拓・拡大も視野に入れている。 　エコシステムパートナーは１０月１日から正式募集を開始するが、これに先駆けてシグマクシス、伊藤忠テクノソリューションズ（ＣＴＣ） <4739> 、クレスコ <4674> 、ブレインパッド <3655> など９社が初期エコシステムパートナーとして選定された。（編集担当：宮川子平）