ＳＣＳＫは高値更新、１Ｑ決算とともに中間期業績予想の上方修正を発表

　ＳＣＳＫ <9719> は後場に切り返し、連日で年初来高値を更新。一時３２５円高（７．８２％高）の４４８０円を付けた。 　３０日午後１時に１６年３月期第１四半期の決算を発表し、同時に１５年９月中間期業績予想を上方修正した。売上高を１４８５億円から１５３０億円（前年同期比７．４％増）、営業利益を１１５億円から１３０億円（同１６．７％増）に引き上げた。金融業顧客向けシステム開発事業や通信業顧客向けシステム販売事業を中心に期初予想を上回る見通し。業務品質の向上施策遂行による生産性・収益性の向上も見込まれるという。通期予想は据え置いた。 　なお、第１四半期の売上高は前年同期比１１．２％増の７４０億２６００万円、営業利益は同６５．９％増の５４億４０００万円だった。（編集担当：宮川子平）