【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:黒田シーリング越えに挑む
ドル/円は本日の東京市場で124.20円付近まで上昇しており、124円台半ばの「黒田シーリング」に接近している。「黒田シーリング」は、日銀の黒田総裁が6月10日に「(実質実効為替レートでは)これ以上の円安はありそうにない」と発言して以降、幾度となくドル/円の上値を阻んできた水準だ。
昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、経済情勢次第で9月の利上げもあり得る事を示唆したと受け止められてドル高材料となった。本日の米週次新規失業保険申請件数と米4-6月期GDP・速報値が予想以上の強さとなれば、利上げ期待がさらに膨らむ公算が大きく「黒田シーリング」の突破が視野に入る。
日足チャート上では、一目均衡表の雲上限と20日移動平均線のダブルサポートを受けて今週初めの下落局面を脱出。昨日には一目均衡表の転換線を上抜けており、ボリンジャーバンド+2シグマが位置する125円台前半まで上値余地が広がっているように見える。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は本日の東京市場で124.20円付近まで上昇しており、124円台半ばの「黒田シーリング」に接近している。「黒田シーリング」は、日銀の黒田総裁が6月10日に「(実質実効為替レートでは)これ以上の円安はありそうにない」と発言して以降、幾度となくドル/円の上値を阻んできた水準だ。
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2015-07-30 18:15