日本の建設工事、目を見張る管理体制!・・・わが国も学ぶべき=中国メディア

 中国メディアの爪游控は24日、日本では建築物の建設工事は非常に高い水準で管理がなされているうえ、環境にも配慮して行われていると伝え、「日本人は好きではないが、日本の建設工事における管理体制について中国は学ぶべきである」と論じた。  記事は、複数の写真を掲載しながら日本での家屋建設について紹介。日本は土地が少なく、建設の対象となる土地も狭いとし、「建設機械も中国に比べて小さく見える」と伝えた。  続けて、日本の建設現場では足場がシートで覆われると伝え、物の落下やホコリの飛散を防いでいると紹介。また、大きなビルの建設においては敷地の仮囲いをはじめ、法律によって取るべき安全対策が数多く決められていることを指摘した。  一方で記事は、中国国内の建設現場における大きな問題は「環境汚染」だと指摘し、建設工事等で生じる廃棄物が処理できないうえに、粉塵などの飛散が極めて深刻だと指摘。日本では建設工事で生じる廃棄物は「徹頭徹尾、処理の方法が予め決まっている」と紹介したほか、品質の高い建材を用いることで建築物の品質を保ちつつ、建材の浪費を防いでいると称えた。  また、日本では建材の再資源化が積極的に行われ、工事現場でもリサイクルや再利用が積極的に進められていると紹介。そのほかにも、日本では作業員の安全を確保することも非常に重視されているとし、「ヘルメットを着用することが必須」であると紹介。環境保護や作業員の安全性に配慮した日本の建設工事は「中国が学ぶに値する」と称えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの爪游控は24日、日本では建築物の建設工事は非常に高い水準で管理がなされているうえ、環境にも配慮して行われていると伝え、「日本人は好きではないが、日本の建設工事における管理体制については中国は学ぶべきである」と論じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-07-31 08:45