【今日のドル円】底堅さは維持、124円台前半を中心にもみ合いか
昨日のドル/円は、月初来高値を更新する場面もあったが、124.50円台で上値を抑えられて失速してしまった。黒田日銀総裁が円安を牽制したとされる124円台半ばの「黒田シーリング」は思いのほか強いレジスタンスとなっているようだ。
本日は月末・週末が重なる事もあって、「黒田シーリング」上抜けに再チャレンジする機運は高まりにくいだろう。
とはいえ、米国の9月利上げへの期待がくすぶる中ではドル売りが加速する事は考えにくい。上海株を中心に主要国株価が大きく崩れるなど、地合いの急変がなければ、日足一目均衡表の転換線(執筆時点:123.797円)が下値支持として機能しよう。
また、月末に絡む実需のドル調達ニーズもドル/円相場を下支えするだろう。本日については、底堅さは維持しつつも124円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、月初来高値を更新する場面もあったが、124.50円台で上値を抑えられて失速してしまった。黒田日銀総裁が円安を牽制したとされる124円台半ばの「黒田シーリング」は思いのほか強いレジスタンスとなっているようだ。
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2015-07-31 09:15