日本調剤は高値更新、第1四半期の好決算と株式分割を材料視

 日本調剤 <3341> は大幅に続伸し、22日の年初来高値を更新。1290円高(16.00%高)の9350円を付けた。  30日引け後に16年3月期第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比13.4%増の488億9500万円、営業利益は同2.3倍の20億5200万円だった。調剤薬局では既存店が堅調に推移したほか、昨年(14年)後半に発売されたC型肝炎治療薬の処方せん需要が大きく増加。医薬品製造販売ではジェネリック医薬品の使用が引き続き増加傾向にあることに加え、グループ会社間の連携を進めたことも奏功した。  同時に1対2の株式分割も発表した。効力発生日は10月1日。分割後の株式数が対象となる期末配当は40円から22円に見直しており、実質4円の増額修正となる。(編集担当:宮川子平)
日本調剤は大幅に続伸し、22日の年初来高値を更新。1290円高(16.00%高)の9350円を付けた。
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2015-07-31 14:30