日経平均終値は62円高と続伸、好業績株の物色支えに高値引け
31日の日経平均株価は前日比62円41銭高の2万585円24銭と続伸した。朝方はドル・円の軟化を受けて小幅安でスタートしたが、好決算銘柄の物色を支えに午前9時30分頃にはプラスに転換。その後は休日を前に手掛けにくさも意識されたが、引けにかけて強含んだことで高値引けとなった。
個別では、中間期の業績予想を引き上げたトヨタ紡織 <3116> や、英ファーストグループから高速鉄道車両173両を受注した日立製作所 <6501> が上昇。1Qの好決算と株式分割が材料視された日本調剤 <3341> や、1Q純利益は前年同期比2.4倍となったトリドール <3397> も買われた。
半面、予想据え置きが嫌気された三越伊勢丹ホールディングス <3099> や、1Q営業益は市場予想に対して進ちょく率が低いと判断された川崎重工業 <7012> が下落。中間期の業績予想を引き下げた富士紡ホールディングス <3104> や、1Q営業益16%減となった野村不動産ホールディングス <3231> も売られた。
業種別では、電気・ガス、その他金融、空運などが上昇。一方、証券、情報・通信、非鉄金属は下落した。(編集担当:松浦直角)
31日の日経平均株価は前日比62円41銭高の2万585円24銭と続伸した。
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2015-07-31 14:30