世界の人口、貧困国で増加は・・・飢餓との戦いが難度を増す!?=英メディア

 中国メディアの騰訊財経は8月31日、英メディア「BBC」の報道を引用し、国連の最新データとして、2022年にインドは中国を抜いて世界でもっとも人口の多い国になる見通しだと報じた。  記事はまた、2050年にはアフリカのナイジェリアが米国を抜いて人口で世界3位になる見通しだと紹介。今後35年間において世界で増加する人口のうち、アフリカがその半分を占める見通しだと伝え、「現在73億人の人口は2050年に97億人に達し、2100年には112億人にまで増加する可能性がある」と報じた。  続けて、国連の報告として、2015年から50年にかけて、9つの国の牽引によって世界の人口が増加するとし、その9つの国としてインド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ、エチオピア、タンザニア、米国、インドネシア、ウガンダを挙げた。  また記事は、2100年にはアフリカの28の国で人口が現在の2倍以上に増加している見込みだとしたほか、アフリカの10の国では人口が現在の最低でも5倍に増加する可能性があることを伝えた。  さらに、国連経済社会局人口部長のジョン・ウィルモス氏の発言として、「貧困国で人口が増加することで貧困や不平等といった問題解決が難しくなる」と伝え、飢餓との戦いもこれまで以上に難度が増す見通しだと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの騰訊財経は31日、英メディア「BBC」の報道を引用し、国連の最新データとして、2022年にインドは中国を抜いて世界でもっとも人口の多い国になる見通しだと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-07-31 17:45