【今夜の注目材料】米労働コスト指数注目、ドルが買われる可能性も

 東京市場のドル/円相場は、本邦輸出筋からのドル売りを受けて123.90円付近まで下押すも、その後は日経平均が上昇すると124.20円台まで反発するなど、方向感が定まりませんでした。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  7/31(金)  18:00 (ユーロ圏) 6月失業率  18:00※(ユーロ圏) 7月消費者物価指数・速報値  21:00 (南ア) 6月貿易収支  21:30※(米) 4-6月期労働コスト指数  21:30※(加) 5月GDP  22:45※(米) 7月シカゴ購買部協会景気指数  23:00※(米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値  ※は特に注目の材料  市場の関心が米利上げ開始時期に集まる中、米4-6月期労働コスト指数に注目です。事前予想(前期比+0.6%)を上回る伸びが示されれば、9月利上げ開始観測を絡めながらドルが買われる可能性があります。  また、ユーロ圏では7月消費者物価指数・速報値が発表されます。昨日の独7月消費者物価指数が予想を下回る伸びに留まった事から、本日の指標が下振れるとの見方も一部にあります。もし予想より低い伸びとなる場合は、ユーロ圏の低インフレが長期化するとの見方が強まってユーロ相場の重石となりそうです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は、本邦輸出筋からのドル売りを受けて123.90円付近まで下押すも、その後は日経平均が上昇すると124.20円台まで反発するなど、方向感が定まりませんでした。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-07-31 18:00