韓国で増える失業者! 大学を卒業しても・・・=韓国メディア

中国メディア・環球網は27日、輸出の不振やMERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス騒動の影響で景気低迷が続く韓国において「大学卒業すなわち失業」という状況になっているとし、同国内の失業率にかんする韓国メディア・聯合ニュースの26日付報道を伝えた。
記事は、韓国統計庁が26日に発表したデータで「韓国の大学生が卒業後最初の仕事を見つけるのに1年の時間を要する」ことが明らかになり、さらにその多くが非正規雇用で平均在職期間が1年3カ月足らずであることが分かったと紹介した。
そして、15年上半期における青年(20-29歳)の失業者数が41万人に達し、2000年以降で最高となったとした。この年代の失業率は2000年上半期に過去最高の40万2500人を記録、金融危機後の09-10年には33万人、13年には30万8000人と減少していた。しかし、14年には38万人へと再び急増、そして今年に入って40万人を超えた。記事は、同国内の専門家が国内経済の低迷と、14年の就職率急増によってもたらされた負の影響が要因であると分析したことを伝えた。
さらに、15年5月、青年就職者のなかで同国内の大学卒業後最初に就いた仕事が1年以下の契約労働だった人の割合が19.6%に達し、14年5月の19.5%を上回ったことを紹介。また、平均1年2.6カ月という在職期間を経て退職し、2つ目の就職先を探すためにまた長い時間が必要となっていることが、失業者の増加をさらに助長していると報じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・環球網は27日、輸出の不振やMERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス騒動の影響で景気低迷が続く韓国において「大学卒業すなわち失業」という状況になっているとし、同国内の失業率にかんする韓国メディア・聯合ニュースの26日付報道を伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-07-31 19:30