ピクセラは安値圏で停滞、第1四半期の赤字決算が重し

 ピクセラ <6731> は続急落。朝方に22円安の136円を付けたあとは安値圏で停滞。後場も戻りの鈍い展開が続いている。  13日引け後に14年9月期第1四半期の決算を発表。売上高は前年同期比43.1%減の6億2100万円にとどまり、営業赤字は3億3600万円(前年同期は1億5400万円の赤字)、最終赤字は4億800万円(同1億8900万円の赤字)に拡大した。個人向けパソコンの需要低迷で、パソコン向けテレビキャプチャーやテレビ視聴ソフトウエアのOEM販売が低調に推移し、ビデオカメラの需要低下で画像編集アプリケーションも振るわず、パソコン関連事業とAVソフトウエア事業では赤字を計上した。  また、液晶テレビなどの製造の一部を海外企業に委託していたが、需要減少や円安の定着で採算が悪化していることから、国内生産への回帰を含めて生産体制の見直しを実施。業務委託契約解消損4100万円を特別損失として計上する。  業績予想は従来計画を据え置いた。14年3月中間期では、売上高23億2700万円、営業利益5400万円、純利益2800万円を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
ピクセラは続急落。朝方に22円安の136円を付けたあとは安値圏で停滞。後場も戻りの鈍い展開が続いている。
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2014-02-14 12:30