味の素プラス転換、自社株買い発表、業績予想の修正には反応薄
味の素 <2802> は14日午後2時に14年3月期業績予想を下方修正したが、市場の反応は薄く、同時に発表した自己株式の取得を材料視した買いが入り、株価はプラス圏へ浮上。一時97円高(6.79%高)の1525円を付けた。
自社株買いの取得株式総数は上限3000万株で、発行済株式総数の4.91%に相当。取得価額総額は上限300億円。取得期間は2月17日―4月11日。
一方、業績予想は下方修正。営業利益を680億円から620億円(前期比13.0%減)、純利益を480億円から430億円(同11.1%減)に引き下げた。飼料用アミノ酸事業の販売価格下落が長期化したことに加え、冷凍食品事業で昨年(13年)12月末以降の市場悪化で販売数量が減少した。(編集担当:宮川子平)
味の素はプラス圏へ浮上し、一時97円高(6.79%高)の1525円を付けた。
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2014-02-14 14:15