リプロセルが急伸、ヒトiPS細胞関連事業への補助金交付決まる

 リプロセル <4978> が急伸し、寄り付き直後に39円高(6.45%高)の644円まで買われた。その後はやや利益確定売りが出たことで630円近辺まで戻している。  4日朝方、同社事業の「大量供給可能で高機能なヒトiPS細胞由来心筋細胞の試作品開発」が、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)による「平成27年度革新的ものづくり産業創出連携促進事業」の補助金交付に採択されたと発表している。  同事業は、リプロセルのiPS細胞関連技術と東京女子医科大学の3次元培養技術を活用し、ヒトiPS細胞から心筋細胞を製造するための実用化に向けた試作品開発を行うもの。小型培養装置を用いることで心筋細胞を省スペースで大量製造し、市場からの拡大する需要に応えることを狙う。  今回の採択による補助金は約4000万円で、受領した会計年度に営業外収益として計上する見込み。(編集担当:松浦直角)
リプロセルが急伸し、寄り付き直後に39円高(6.45%高)の644円まで買われた。
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2015-08-04 10:00