WTI原油先物急落、一時4カ月ぶりの安値

 週明け3日のスポット金は反落、1100ドル下方で推移し、一時1085.77ドルの日中安値を付けた。    米利上げ観測によるドル高が金の重しとなった。先週の7月24日に金は1077.12ドルと5年半ぶりの安値をつけた。市場では金は1000ドル割れの可能性も出てきたという。また、世界最大の金上場投資信託のSPDRゴールド・トラストの金保有高は先週末時点で672.70トンと、2008年9月以来の低水準に落ち込んだ。  3日のWTI原油先物は3日続落、一時今年3月20日以来4ヶ月ぶりの安値45.08ドルを付けた、その後45.43ドルで引けた。米6月個人消費支出の伸び率が鈍化や、中国の製造業の停滞を示す指標を受け、原油の売りにつながった。  米商務省が発表した6月の個人所得・消費支出統計は、消費支出が前月比0.2%増と、4カ月ぶりの低い伸び率となった。自動車など耐久財の需要が減るのが要因。また、財新伝媒と英マークイット・エコノミクスが発表した7月財新・中国製造業購買担当者指数(PM)改定値は47.8となり、速報値(48.2)から下方修正した。2013年7月以来2年ぶりの低水準となった。(情報提供:東岳証券株式会社)
週明け3日のスポット金は反落、1100ドル下方で推移し、一時1085.77ドルの日中安値を付けた。
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2015-08-04 11:15