ヤマハ発のレーティングをドイツ証が引き上げ
ドイツ証券が14日付で、ヤマハ発動機 <7272> のレーティングを引き上げた。
ヤマハ発の今年の株価は1月6日の高値1583円から2月4日の安値1265円まで、約1カ月で20%超下落している。同リポートではこれを「インドネシア事業に対する懸念が要因」と見ているものの、「幅広い可能性に向けた押し目買いの好機」ともとらえており、ヤマハ発にとって、工場再編や調達先の大幅な集約など構造改革のチャンスと見通している。
また、前12月期に円安寄与やコスト体質の改善で好調となったマリン事業や、新型ラインアップの刷新に向けて投資を行っている二輪車事業については、「2014―15年にもっとも成長が期待できる事業」と見ている。
同証券による今期の営業利益予想は会社計画の750億円を下回る551億円と予想しているものの、株価下落もあり投資判断を「ホールド(中立)」から「バイ(買い)」に引き上げ。目標株価は1800円を据え置いた。
ヤマハ発の14日の株価は、朝方は前日終値付近でもみ合っていたものの、日経平均のマイナス転換にツレ安し、下げ幅を拡大。午後0時39分には52円安の1351円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
ドイツ証券が14日付で、ヤマハ発動機のレーティングを引き上げた。
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2014-02-14 14:30