日経平均は221円安で取引終了、円の強含みが重しに
14日の日経平均株価は前日比221円71銭安の1万4313円03銭と続落して取引を終えた。
朝方はNYダウの反発を受けて買いが先行し、日経平均は上げ幅を一時140円超に広げた。ただ、追加の手掛かり材料難で上値は重く、ドル・円が101円台半ばまで下落するなど円高が進むと売り圧力が強まり、前引けにかけてマイナスに転じた。後場は先物への断続的な売りも観測され、下げ幅を290円超に拡大する場面があった。
個別では、14年12月期業績予想が市場コンセンサスに届かなかったワイヤレスゲート <9419> が急落。純利益5割減予想のダブル・スコープ <6619> も安い。enish <3667> も売りが優勢となった。14年9月期第1四半期で赤字幅が拡大したピクセラ <6731> も軟調。13年12月中間期の決算を発表したデジタルガレージ <4819> は売りに押されてストップ安を付けた。
半面、14年3月期業績予想を上方修正したミクシィ <2121> はストップ高。村田製作所 <6981> がTOB価格を引き上げた東光 <6801> も急伸した。14年9月期第1四半期の決算と自社株買いを発表したOBARA GROUP <6877> は年初来高値を更新。14年6月期の純利益予想を上方修正したアルバック <6728> も高い。(編集担当:宮川子平)
14日の日経平均株価は前日比221円71銭安の1万4313円03銭と続落して取引を終えた。
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2014-02-14 15:00