UMN、第一三共とノロウイルスワクチンの共同研究契約を締結

 UMNファーマ <4585> は14日引け後、第一三共 <4568> とのあいだで、ノロウイルスワクチンの共同研究契約を締結したと発表した。  UMNの製造プラットフォームを用いて製造した組み換えノロウイルスVLP抗原を第一三共に提供し、第一三共は新規投与デバイスを用いたノロウイルスワクチンの開発可能性を確認することを目的とした基礎研究を実施。一定の評価基準を満した場合は本格的な開発に向けた協議を実施する。契約期間は第一三共に対し、ノロウイルスVLP抗原を独占的に供給し、さらなる提携について独占的に交渉する権利を付与する。  本契約締結に基づく収入を含め、14年12月期の業績予想は、売上高21億8600万円(前期は9300万円)を見込んだ。営業赤字は32億1000万円(同44億2100万円の赤字)、最終赤字は24億3600万円(同37億1700万円の赤字)に縮小する見通し。  UMNの14日終値は84円安の2545円。(編集担当:宮川子平)
UMNファーマは14日引け後、第一三共とのあいだで、ノロウイルスワクチンの共同研究契約を締結したと発表した。
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2014-02-14 16:15