WTI原油先物、一時45ドル割れ、4カ月半ぶりの安値

 5日のスポット金は小反落、1084.81ドルで引けた。米ISM非製造業景況指数が予想よりも強かった為、9月の利上げ観測を強め、ドルが上昇し、金が売られた。  NY時間に発表された7月ADP全国雇用者数変化が18.5万人となり、4月以来の小幅増加だった。指標を受けスポット金は小幅上昇した。その後、米サプライ管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況指数が60.3と、予想の56.2を上回り、10年ぶりの高水準となった。指標発表後ドルが上昇し、金は急反落、一時1082.91ドルまで売られた。  5日のWTI原油先物は下落、45.12ドルで引けた。米国のガソリン在庫が大幅に増加したことを受け、原油が一時45ドルを割れ、44.82ドル(4カ月半ぶりの安値)を付けた。    米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、原油在庫は前週比440万バレル減少したが、ガソリン在庫は81万バレル増と、予想の50万バレル減に反し、積み増しとなった。そのほか、市場では米製油所の稼働率が今後低下し、潤沢な在庫水準が続くとの見方が広がった。  市場は7日に発表される米雇用統計で、非農業部門就業者数に注目している。(情報提供:東岳証券株式会社)
5日のスポット金は小反落、1084.81ドルで引けた。米ISM非製造業景況指数が予想よりも強かった為、9月の利上げ観測を強め、ドルが上昇し、金が売られた。
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2015-08-06 10:45