東レが後場急伸、中間期予想を上方修正し一転増益へ

 東レ <3402> は7日午後1時発表の決算・業績修正が材料視され、発表直後に37円高(3.78%高)の1017円を付けた。  15年9月中間期の見通しは、売上高を1兆300億円から1兆400億円(前年同期比9.7%増)に増額。純利益は390億円から420億円(同1.8%増)に引き上げ、一転増益予想とした。通期予想については据え置いている。  16年3月期第1四半期は、売上高4968円億5300万(前年同期比10.8%増)、純利益261億8400万円(同77.9%増)と大幅増益で着地。  主力の繊維事業では、海外売上高が前年同期比3割増と好調だった。東南アジアや中国で拡販と高付加価値品へのシフトを進めたほか、エアバッグ用基布や内装材料などの自動車関連向けが堅調に推移。衛生材料向けも東南アジアやインドで需要が拡大している。(編集担当:松浦直角)
東レは7日午後1時発表の決算・業績修正が材料視され、発表直後に37円高(3.78%高)の1017円を付けた。
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2015-08-07 13:30