UMNは第一三共との共同研究契約締結が好感されて急反発

 UMNファーマ <4585> は3営業日ぶりに急反発し、午前9時17分に334円高(13.12%高)の2879円を付けた。  14日引け後に第一三共 <4568> とノロウイルスワクチンの共同研究契約を締結したと発表。買い材料視された。  提携では、UMNの製造プラットフォームを用いて製造した組み換えノロウイルスVLP抗原を第一三共に提供し、第一三共は新規投与デバイスを用いたノロウイルスワクチンの開発可能性を確認することを目的とした基礎研究を実施。一定の評価基準を満した場合は本格的な開発に向けた協議を実施する。契約期間は第一三共に対し、ノロウイルスVLP抗原を独占的に供給し、さらなる提携について独占的に交渉する権利を付与する。  本契約締結に基づく収入を含め、14年12月期の業績予想は、売上高21億8600万円(前期は9300万円)を見込んだ。営業赤字は32億1000万円(同44億2100万円の赤字)、最終赤字は24億3600万円(同37億1700万円の赤字)に縮小する見通し。  17日は第一三共の株価も3営業日ぶりに反発し、朝方に26円高(1.58%高)の1674円を付けた。(編集担当:宮川子平)
UMNファーマは3営業日ぶりに急反発し、午前9時17分に334円高(13.12%高)の2879円を付けた。
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2014-02-17 09:45