日精蝋は一時300円台回復、資本提携で伊藤忠が筆頭株主に
日本精蝋 <5010> は安寄り後に急伸し、午前9時10分には71円高(27.52%高)の329円まで上昇。11年12月以来、約2年2カ月ぶりに300円台を回復した。14日引け後に発表した伊藤忠商事 <8001> との資本・業務提携が好感された。
日精蝋は伊藤忠に対し、第三者割当増資で自己株式処分を実施する。処分する株式数は181万5000株で、1株259円。すでに保有している株式をあわせると、伊藤忠は日精蝋の10%を保有する筆頭株主になる。
日精蝋は第三者割当増資で調達する約4億6700万円を、徳山工場の既存設備の更新や改善工事代金に充当する予定。
なお、伊藤忠の株価は前週末終値1264円を挟んでもみ合っている。(編集担当:宮川子平)
日本精蝋は安寄り後に急伸し、午前9時10分には71円高(27.52%高)の329円まで上昇。11年12月以来、約2年2カ月ぶりに300円台を回復した。
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2014-02-17 10:45