楽天が軟調、対話アプリ企業の買収効果に不透明感
楽天 <4755> が軟調。売り気配でスタートし、午前9時13分に218円安(13.2%安)の1439円まで売られている。
同社は14日引け後、メッセンジャーサービス(対話アプリ)を展開する海外企業、バイバー・メディア社を買収すると発表。大型買収による財務負担や業績寄与の不透明さが懸念され、売り圧力が強まった。
買収金額は約9億ドル(920億円程度)となる。バイバー・メディア社の展開する「バイバー」は世界に約2億8000万人の登録ユーザーを持ち、月間利用者は1億人を超えるという。
なお、楽天は14日に前12月期業績を発表しており、売上収益は5185億6800万円(前々期比29.5%増)、営業利益は902億4400万円(同80.3%増)となった。
今期の業績予想、配当予想は開示していないが、株式市況の影響を大きく受ける証券業を除いた連結の売上収益、営業利益は前期は上回ると見通している。(編集担当:片岡利文)
楽天が軟調。売り気配でスタートし、午前9時13分に218円安(13.2%安)の1439円まで売られている。
japan,company
2014-02-17 11:00