熱海の商店街でリクルートポイントが使える貯まる=じゃらんnet

 リクルートライフスタイルが運営する宿・ホテル予約サイト「じゃらんnet」は、静岡県の熱海エリアの観光活性化をめざし、「リクルートポイントが使える・貯まる」観光地O2O(Online to Offline)モデル施策を開始した。2014年2月14日にスタートした時点では、熱海の商店街店舗約70店が参加。5月下旬までにエリア200店舗の参加を見込んでいる。(写真は、「Airウォレット」の表示画面の例。提供:リクルートライフスタイル)  この取り組みは、「じゃらんnet」から、熱海エリアの宿泊を予約し、ポイントアプリ「Airウォレット」(無料)をダウンロードすると、リクルートポイントが事前に付与される(事前付与ポイントの有効期限は2014年5月下旬まで)。熱海エリアでは、「Airウォレット」で、リクルートポイントが使える(現在地から)近い店舗がわかる他、リクルートポイントが利用できる(1ポイント=1円相当)店舗には、青い“のぼり”を立てて目印にする。買い物時に、「リクルートポイントを使いたい」と告げると、貯まっているポイントが使える。  さらに、熱海エリアでは「ジオフェンシング」によって、近隣の店舗情報やキャンペーン情報がスマートフォンにPUSH配信される。また、リクルートポイントが使える店舗では、利用金額の2%相当のポイントが後日に付与され、新たにリクルートポイントを貯めることもできる。  熱海エリアへは、「じゃらんnet」から1カ月当たり2万人泊以上の送客実績があり、この利用者を「リクルートポイント」と「Airウォレット」を活用して地元の商店での買い物につなげる。なお、地元の商店は、クラウドレジアプリ「Airレジ」を導入することで、この施策に参加できる。5月下旬までは、参加店舗にはiPadを無償でレンタルする。  リクルートポイントは、リクルートが提供する12サイト(じゃらん、ホットペッパー、ポンパレなど)に掲載の宿泊施設・店舗にてポイントが使える・貯まるサービス。会員に登録(無料)すると、ひとつの会員ID(メールアドレス)で、さまざまなサービスのサイト、ポイントが利用できる。  「Airウォレット」は、リクルートポイントを貯める・使うためのアプリ。対応店舗で、会計時にアプリを提示するだけで、会計の2%ポイントが貯まり、そのポイントを利用して買い物もできる。2014年2月現在、利用可能なエリアは、熱海エリアのみ。利用エリアを順次拡大していく計画。(編集担当:八木大洋)
リクルートライフスタイルが運営する宿・ホテル予約サイト「じゃらんnet」は、静岡県の熱海エリアの観光活性化をめざし、「リクルートポイントが使える・貯まる」観光地O2Oモデル施策を開始した。(写真は、「Airウォレット」の表示画面の例。提供:リクルートライフスタイル)
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2014-02-17 16:00