東レが3カ年の中期経営計画を開示

 東レ <3402> は17日引け後、3カ年の中期経営計画を開示。最終年度の16年度で、売上高2兆3000億円、営業利益1800億円、ROA(総資産利益率)8%、ROE(株主資本利益率)10%を目標に掲げた。  環境エネルギー分野では、シェール革命による新たな事業機会を捉え、売上高は16年度に約7000億円(今年度計画は約5200億円)へ、医療・健康などの分野では、グループのコアテクノロジー、要素技術、事業基盤の強みなどを活用し、売上高は約1700億円(同約1200億円)への拡大を目指す。また、アジアや新興国での事業展開の拡大や、米州および中南米での事業拡大を推進し、同地域の売上高は約1兆1500億円(同約7800億円)を計画した。  このほか、来年度から16年度までの3年間で、1800億円規模の研究・技術開発費の投入や、4000億円規模の設備投資の実行、2000億円のコストダウンも目指す。  17日終値は6円高の700円。(編集担当:宮川子平)
東レは17日引け後、3カ年の中期経営計画を開示した。
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2014-02-17 15:45