【株式市場】円高おさまり日銀への期待もあり日経平均は堅調で材料株も高い
◆日経平均の終値は1万4393円11銭(80円08銭高)、TOPIXは1192.05ポイント(8.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は22億2632万株
17日後場の東京株式市場は、前場の円高が一服傾向に転じたほか、上海・香港株式が堅調続伸と伝えられたため、中国市場に強いイメージの日産自動車 <7201> が14時過ぎにかけて一段ジリ高、伊藤忠商事 <8001> や日本郵船 <9101> なども上値を試して強い。また、日銀の金融政策決定会合が本日と明日に開催されるため緩和拡大の期待があり、前場は軟化する場面を見せた三井不動産 <8801> は終始堅調。景気敏感の紙パ株や証券株も高い。
好業績株や材料株の売買も活発で、スコップ大手の浅香工業 <5962> (東2)は豪雪特需でストップ高、高橋カーテンウォール工業 <1994> (JQS)とオウチーノ <6084> (東マ)は決算好調でストップ高、UMNファーマ <4585> (東マ)はノロウイルスワクチンを材料に急伸。
東証1部の出来高概算は22億2632万株、売買代金は1兆8955億円。1部上場1781銘柄のうち、値上がり銘柄数は1350(前引けは1107)銘柄、値下がり銘柄数は362(前引けは548)銘柄。
また、東証33業種別指数は29業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、電力・ガス、証券・商品先物、非鉄金属、水産・農林、その他金融、鉄鋼、卸売り、など。一方、値下がり上位はサービス、情報・通信、鉱業、精密機器だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
17日後場の東京株式市場は、前場の円高が一服傾向に転じたほか、上海・香港株式が堅調続伸と伝えられたため、中国市場に強いイメージの日産自動車・・・。
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2014-02-17 16:45