日経平均は121円高で寄り付く、円の下落で
18日の日経平均株価は前日比121円36銭高の1万4514円47銭で寄り付いた。その後も上げ幅をやや広げている。朝方の時点でドル・円が102円台(17日終値は1ドル=101円75銭―76銭)で、ユーロ・円が139円台後半(同1ユーロ=139円43銭―47銭)で推移するなど、円が対主要通貨で弱含んだことから買いが先行した。
個別では、自動車向けの最先端半導体を量産と伝わったルネサスエレクトロニクス <6723> が急伸。2.4%の自社株消却が報じられた三井物産 <8031> も買われている。14年3月期の期末配当予想を上方修正したエストラスト <3280> も高い。国内証券による投資判断の引き上げが観測されたNKSJホールディングス <8630> や米系証券による投資判断の引き上げが観測されたスタンレー電気 <6923> なども堅調。
半面、自己株式売り出しの実施を発表したAOKIホールディングス <8214> は需給悪化を懸念した売りが先行した。14年12月期で経常減益予想の白洋舎 <9731> もさえない。
なお、きょうはトレンドマイクロ <4704> やブリヂストン <5108> などが13年12月期の決算を発表する予定。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前日比121円36銭高の1万4514円47銭で寄り付いた。
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2014-02-18 08:30