ゼオンに三菱UFJモルガン証が「あまりにも保守的」と評価
日本ゼオン <4205> に対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でリポートを発行している。
ゼオンが今3月期の営業利益を280億円と予想し、従来予想からのズレはないと見ている点について、同証券では「リスク要因を考慮してもあまりにも保守的」と分析。
その理由として、第3四半期から在庫調整に入っている斜め延伸フイルムについて、在庫調整が3月頃に終了し「同時期から新用途向けの出荷が始まると予想される」点に言及。さらには二軸延伸フイルムの好調が斜め延伸の不調をある程度補っている点も大きいとみている。
同リポートでは目標株価を1400円から1300円に引き下げているものの、「足元の調整を過度に悲観視する必要はない」と判断、レーティングは「アウトパフォーム(強気)」を継続している。
ゼオンの18日の株価は、朝方に13円高の1034円まで買われたが、その後にマイナス転換。前場終値は7円安の1014円となっている。(編集担当:片岡利文)
日本ゼオンに対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でリポートを発行している。
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2014-02-18 11:45